こんにちは。
心理カウンセラーの緒山(おやま)まりこです。
夏!って感じの暑さですね。しっかり水分をとって過ごしましょー!
今回は、『ココロノマルシェ』のご相談に回答させていただきます。
【 ココロノマルシェとは 】
根本裕幸師匠のお弟子カウンセラーたちが、ご投稿いただいたご相談に回答する掲示板です。
どなたでも無料でご相談いただけます◎
ご相談内容
*ご相談の投稿はこちら
『ほぼ引きこもりの利点と不利点』
こんにちは。カウンセラーの皆さんよろしくお願いいたします。
私は、1か月に数回外出する程度のほぼ引きこもりです。
そうなった理由がいくつかあります。
・一人暮らしの家がとても快適
・在宅ワーク
・ネットで何でも買えてしまう
・かわいいペットと同居
・紫外線アレルギー持ち
(医学的な対処法は、できるたけ浴びない&ステロイドクリームを塗る。
根本的治療はありません。)
・脳貧血を起こしやすい体質
(過去に電車内や道端で起こしてこわかったという記憶)
・HSPだったり、過去の家族からの身体的・精神的暴力があったりで、
外の世界=こわいという印象がある
(正直、カウンセラーさん以外とはあまりお付き合いしたくない^^)
利点を考えてみました。
・自分の快適な空間で、ゆったりと過ごせる
・体を労わることができる
(有害なものに触れないこと。
運動は、ルームランナーで済ませています)
・楽
・へんな人に遭遇しなくて済む
不利な点はどうかなぁ。。
・自分のコンフォートゾーンから出ていない
・カウンセラーさん主催のお茶会などに参加できない
・外の世界もいいものありますよね(自然とか、お店とか)
・新しい人との出会いが少ない~ほぼない
外に出るときは、紫外線アレルギーの用に開発された製品で
完全防備でおこないます。
そのため、夏の日中に外出するのは、熱中症の危険性があります。
だから、夏は、毎日家にいてもいいと思っています。
夏に限らず、わたしに会いたいと思ってくれる人には
家まで来てもらっています(それくらい信頼関係のある人に限る)。
日中に済ませておかないといけない用事がある場合は、
「えいやっ」と覚悟を決め、外出します。
出かけると、「外も気持ちが良いな」と感じます。
ですが、後遺症として、やっぱり肌が太陽にまけていまいます。
そして、「もうしばらく(日中の)外出はこりごり…」となってしまいます。
外の素晴らしさが、薄れちゃうんですよね。
スーパーへの買い出しなど、夜にでもできることは、
空が真っ暗になってから行います。
でも、たまには朝一に並ぶお刺身とか、食べてみたいな。
真っ暗じゃない時に散歩したいなw
動物園にも行きたいな。
会いたい人に、会いに行きたいな。
海外旅行もしたいな。
カウンセラーの皆さんは、私の生活を
正直なところどう思われますか?
(ティーさん)
緒山からのご回答
ティーさん、はじめまして。こんにちは。緒山(おやま)まりこです。
ご相談いただきまして、ありがとうございます。
ご投稿いただいてから数ヶ月が経っていますが、いかがお過ごしでしょう(^^)
夏まっさかり。外出のハードルがより上がる季節でございますね。
昼間は暑くてとけちゃいますよね〜。涼やかに過ごしていらっしゃいますか?
ご相談文を読ませていただいて、ティーさんのお城(お部屋)に招いていただいたような感覚になり、とっても気になって回答を綴らせていただきました^^
どう感じる
ティーさんの文章の表現は軽やかでとっても素直で、どんなことを感じていらっしゃるのか、もっと知りたくなるなぁと思いながら読ませていただきました。
カウンセラーの皆さんは、私の生活を
正直なところどう思われますか?
この生活を得られるまでには、日々がんばりを積み重ねてこられたのではないでしょうか。素晴らしいと思います!
快適なお部屋でかわいいペット(どんな子ですか?)と在宅ワーク!
ティーさんがいいと思われているのであれば、よき生活だと思います♡
…で、終わりにしちゃご回答が完結しちゃいますが!
ご本人にとって心地よく満足なさっているなら、いいと思うのですよ。生活スタイルは人それぞれです(^^)♪
ただ、こうしてご相談としてご投稿なさっているということは、回答から感じたい・得たいことがあるのですよね。
ということで、感じたことを綴らせていただきますね!
コンフォートゾーン
ティーさんは今の生活を “自分のコンフォートゾーン” と表現なさっています。
ちなみに、「コンフォートゾーン」について調べると、こんな意味です。
「コンフォートゾーン(Comfort zone)」とは、快適な空間、居心地のいい場所を意味します。
まさに。今の居心地のよさを表すのにピッタリな言葉ですね!
それは、おうちの環境と、心理的にもですよね。
正直、カウンセラーさん以外とはあまりお付き合いしたくない
カウンセラーは生活へ介入したり、心にズカズカと踏み込んでこないし、気持ちをくみ取ろうとします。
「一線を越えてこない安心な存在」と思ってくださっていると解釈しています。うれしいとらえ方です^^
過去の家族からの身体的・精神的暴力があったりで、
外の世界=こわいという印象があるへんな人に遭遇
外の世界は、ティーさんの「心の安全をおびやかす場所」と感じていらっしゃるのですね。
それは、ご家族から受けた傷であったり、HSP(*) ということなので周囲の人や刺激に対して「イヤだ」「怖いな」と感じるようなできごとがたくさんおありだったのかな、と想像しています。
(*) HSPとは… 生まれつき視覚や聴覚などの感覚が敏感だったり、非常に感受性が高く繊細だったりするご気質のこと
その怖かったお気持ちは、おひとりで向き合ったり、思い出すのは怖いかもしれません。
もし、癒したいタイミングが来ましたら、カウンセリングでカウンセラーといっしょに癒していかれるといいかなと思います。
ワクワクしたい?
そんな外の世界へのこわさを感じつつも、外出をしたいお気持ちもおありとのこと。
最後に書かれていたこちらの「やってみたいなリスト」↓
でも、たまには朝一に並ぶお刺身とか、食べてみたいな。
真っ暗じゃない時に散歩したいなw
動物園にも行きたいな。
会いたい人に、会いに行きたいな。
海外旅行もしたいな。
なんだか私、この部分に気持ちがワントーン上がるような、キラキラ・ワクワク感を感じたのですよ!
ご相談文をパーッと眺めて、ここだけ温度が少し上がっているというか。
ピョコッと跳ねる感じがするといいますか。
外に出るこわさやしんどさ、それを超えるワクワク感を欲したい感覚かな、と思いました。
平穏で快適だけど、ちょっと刺激も欲しいし、外の世界はこわいけど、眩しさ楽しさもあることを感じていらっしゃる感覚かな、と。(ちょっと違うよ、だったらすみません)
私が行きたくなったら
たぶんですが、この投稿への回答で「外を出る後押しをしてほしい」という訳ではないのかな?と思っています。
出かける時は、ご自身のタイミングで行きたいですよね。
もし引っ張り出される感覚がしたら「ちょ、私が行きたいときに行くから!」「無理やり押さないで!」って思いますでしょう? ええ、私も同じくです。
外に絶対に出なきゃ行けない訳じゃないですからね。
お身体のこともありますし、ご体調はとても大事ですもの。
今の快適なお城(お部屋)に居ながら、
「楽しそう!私も行きたい・体験したーーい!!」
そんな風にテンションが上がるようなことに出会えたり、
「あ、行ってみようかな」「この人には絶対に会いたい」
フッとそんなお気持ちになられたときに、お出かけなさればいいと思うのです。
もちろん、ご体調に障りがないように気を配られたうえで。
安心感を拡げる
外へお出かけなさるハードルとして、ご体調のこともあるかと思いますが、こちらのご認識の影響もかなり大きいのではないでしょうか。
外の世界=こわいという印象
そのご認識を和らげていかれると、お気持ちが楽になるかなと思います。
そのためには、これからティーさんの世界に「安心できる存在をもっと増やしていく」のはいかがでしょうか。
安心できる・好きと思える人たちを、どんどん増やしていくのです。
SNSなどで世界中の人たちと繋がれますので、安全な場(お部屋)にいながら、心のコンフォートゾーンを拡げて「世界への安心感」を育てていきます。
わたしに会いたいと思ってくれる人には
家まで来てもらっています(それくらい信頼関係のある人に限る)。
ティーさんには、それくらい信頼関係のある人がいらっしゃるのですもの。
この世界には、信頼できる人が存在するとわかっていらっしゃるティーさんは、そんな存在の人ともっと出会えると思います。0と1の違いは大きいですよー!
ぜひ、ティーさんのなかで、安心感を増やし育てていきましょう。
この安心感を増やすことで、いざ外へ行かれるときはもちろん、お部屋で過ごされる時間も、より安心でホッとした気持ちで過ごせるのではないかなと思います^^
***
さて、感じたことを綴らせていただきましたが、いかがだったでしょうか。
このココロノマルシェのご投稿・回答のやり取りも、ティーさんが安心して過ごせる場のひとつになっていたらうれしいなと思います(*^^*)
ご感想・ご質問などございましたら、記事下のコメント欄やコンタクトフォーム・各SNSなどからくださるとうれしいです!
ティーさんが心踊る楽しい日々を過ごされることを応援しています♪
ご相談いただきまして、ありがとうございました!
緒山 まりこ
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