こんにちは。
心理カウンセラーの緒山(おやま)まりこです。
最近、新しい推しができたのですが、今季のライブは終わった後で参戦できず。次こそは!
先日参加した根本裕幸師匠のライフワーク・グループコンサルでは、帰省時の宿題を賜りました。
ということで今回は、宿題のご報告です!
状況を簡単に説明すると、
地方にある私の実家は、跡継ぎが定まらない。
父は弟に継がせたいが、弟の意思表示がなく、実家の今後は宙ぶらりんの状態。
長女の私は「 “実家から逃げた罪悪感” を待ち続けているのでは」と根本師匠に指摘された。
なかなか抵抗感のある、素敵な宿題はこちら。
「私に期待しないで、と両親や弟妹に伝える。『まりこはもういいよ』『好きにやりなよ』そんな言質を取る。許可をとる。送り出してもらう。」
私は、逃げたのではない。送り出してもらうことが必要。
そうしないと、いつまでも実家を心配してしまう。引っ張られる。逃げずに向き合うと、先に進みやすくなる。
さて、ここからが本編です。※ちょい長めです
ライフワーク・グルコン宿題ご報告
帰省前の心境
宿題は、帰省前の思考から始まっています。
弟が継いだら、“私が帰る家” では無くなる。潜在的には弟が継ぐのも困るんだろうな。お正月もお盆も、帰る場所が無くなっちゃうんだ。
「帰ってこないで」とは言われないと思うけど。違う場所になる。
早く結婚しなくちゃ。ひとりになっちゃう前に。私の帰る場所をつくらなくちゃ。
それを、潜在的な “実家に帰らなきゃマインド” が阻んでいる、ってこと? つぶしあってるじゃん!
あとは、弟が父から「おまえは墓守だ」と言われ続けていること。
その横で私は「ここに誰か残らないと」と「私はここに居ても役に立たない(=無価値感)」を刷り込まれていたんじゃないかな。
罪悪感はいつから
「私に期待しないで」
私は、なにも役に立たない。ここを見放す。
そんな罪悪感が出てくる。
本当は、私が幸せになるのが最高のお返しなのにな。それも叶えられていないし。
罪悪感は、なにも家をでたときからという訳では無い。
実家の庭は畑や木々がたくさんあり、農家で働き者の祖父母は年中ずっと動き回っていた。私は、農業を手伝わずに育った。(自宅の家事や、季節のイベントの準備・片づけは手伝う)
そんな私を、責められたことはない。
でも、「私は楽をしている」
そんな罪悪感がずっとあり、休む・遊ぶということをし難い。
責められたことはないのに。私が勝手にそう思っている。
1人暮らしをしても、例えば自宅で映画を見ているとき「私はずるい」そんな風にも思う。チクチクする。
*
これまでに、結婚が決まる手前くらいまで話が進むこともあった。
そこで実家に対して思うのは「これで、逃げ仰せられた」。
「早く結婚しなきゃ」は、実家から逃げ切るためでもあった。
スムーズに結婚していたら、こんな葛藤もしなくて済んだのにね。
こんなはずじゃ、、おかしいな。。
家族に話す
そんなことを考えつつ、帰省。
今回話す対象は、父・母・妹・弟の4人。
妹弟は既婚(子あり)で実家とは別に暮らしています。弟は日程的に会えないことが確定済み。
そう。1人ずつ話すことにしたから、4回も言うんだ…!
*
① 妹
話すハードルが低い順にチャレンジ。甥っ子と遊ぶ合間に、妹と話す。
ジェンガを積み終えた甥っ子が呼んでいるが、しばし待たれい。
「実家の話、なにか進んだ?」から始まり、
「私に期待はしないでね」と伝える。
「え。その話題でまりこのことは出ないよ。」
あ、はい。蚊帳の外。関わってない。はい、そうですね。
〜終〜
妹は1番実家から距離が遠いし、話しても特に何もなし。
私1人実家から離れている疎外感を少し感じた。いつものやつ。
*
② 母
「弟と父の話どうなの?」と聞くと「何も動いていないよ」と返ってきて「私は特に期待しないでね」と伝えてみる。
「え、別にー」な感じの母。「ふーん」と。
その後、「妹ちゃんはたいへんだねぇ(※姉弟で1人だけ実家の近所に暮らしているから)」と。
チクリ。罪悪感をちょっと刺激される。
たまにお父さんから、「帰って来る気ないのか」と軽く言われることも伝える。
「まぁ、この地方に戻っても、なにもないけどねぇ」と。「なにも」が出会いなのか仕事なのかは、掘っていない。
私の実家ではリモートワークという概念はまだ存在していません。
反応が薄い。うちの母&妹は、クール。いつもそう。あっさりしていて、ホッともする。
*
③ 父
対面では最後。1番言いにくい、父。
帰省から帰る直前に話す。
「弟から、家どうするとか話ある?」「何も無いよ」
「あの、私が戻ってくるのは期待しないでください…」
父、私をチラと見。「あー…、はい。」
〜完〜
はい、会話終わり。
はあぁ、緊張した。案の定(?)、私に期待していない感じでした。想定内。
*
これは、、送り出されたのか? 言質を取れたと言えるのか??
我が家は口数が多くはない。話し合うという文化が無い。。うーん。。。
何はともあれ、対面は全員クリア \(^^)/
私がやること
残るは、弟。
自分の意志を家族に話せていないのは、あんた(※実際は名前呼び)だけだからね。
「いつまでも逃げないでよ。」
ここで、気づく。
“逃げている感” 弟は、私と同じだ。 投影だ!
私は言うこと言ったよ?あんたはどうなの?
あ、私はこの役割なのかも。
同じ立場(違うけど)なのは、私しかいないんだ。
私は、みんなに言ったよ。3回も言った。言う権利あるでしょ?
というかさ、、とっとと言えや!ウジウジしてんなよー!!
だんだんムカついてくる!!
長女から弟へ
④ 弟
帰省から東京の部屋に帰り、弟にLINEして甥っ子たちの動画をもらい(可愛い)、話があると電話をとりつける。
甥っ子たちの「まりこちゃん、おもちゃみてー!」をテレビ電話で20分ほど受けてから(とても可愛い)、部屋を移動して本題に入る。
いざ話すときには姉ちゃん優しいよ。
前置きから入り、
「私は、こんなことを父に言ったよ。あんたもそろそろ言った方がいい。
逃げていると、後悔するよ。その後に残るのは後悔だからね。」
そんな風に、師匠から言われたことを伝える。(自分を棚に上げて)
*
その後、弟から「そんな想定していたの?」な話を聴く。
それ、言ってよ。
知らなかったわ。家族の誰にも言ったことがないらしい。
我が弟ながら女性性が高め。姉に心情をスラスラ言えたり、共感性とか細やかさとか。姉が2人いるだけある。
話の内容については、わかるよ?
けれども。詳細は書けませんが、弟が語るそれをいざ伝えても、一発解決はしない。
*
「話したい時があったら、私は話は聴く。
あなたの気持ちは、全く同じ立場じゃないし全部じゃないけど、理解できるつもりではいる。」
「どうすると言っても責めない。自分(私)がやりたくないことを強制はしない。
でも、話すことからは逃げないように。自分もしんどいでしょ。」
「そろそろ行くタイミング(弟の人生的に)だからね。
一気にはしんどくても、一歩でも行け。行動しなさい。応援しているから。」
※弟には言葉が強めですが、カウンセリングでそのようなことはありませんので、ご安心ください!
*
おそらく電話中に「がんばれ!」を10回は言った。「ちょっとがんばれ」含む。
今回は、背中バーン!押している。行ってこいや。
弟、いい姉ちゃん(?)がいてよかったな!(あちらはどう思っているか知らんけど)
長女、やることはやった。ちょっとスッキリ。
リーダーシップ発揮できたかな?
あとは、がんばれ!!
自分の反応
師匠から言われたこと、私がどう感じるか?について。
「その話をした時は、親の反応を見ることもだし、自分の感情に蓋をせず素直に感じることも大切。親や実家が心配、の思いとは別に『親のそばにいたい』という自分がいるかもしれない。」
うーむ、今のところ『親のそばにいたい』までは出なかったのが本音です。疎外感を感じている、という気持ちはありますが。
離れて暮らして「あと何回会えるのかな」と思ったりはします。。
あと、親の反応としては「戻ってくる期待はさほどされていないな」と思いました。やっぱりな、と。
あと、私の本音はどうなのか?実家に戻らないまでも、実家に近いところに暮らすことは望んでいないのか? そこにも向き合ってみること。
これは、これまでも思ってきたことでして。
転職する度に何回も、実家寄り(東京と地元の中間くらい)に引っ越すか検討してはやめています。
うっすら望んではいる。けど、決め手が無い。そんな感じです。
でもでも!やっぱり!
独身で実家近くに住むのはなぁ、です。結婚後、実家に車で行ける距離にならアリかも?ですが。
私は本気で車の運転が怖い(能力的に事故を起こしそう)ので、それが1番のハードルです。。。
***
こういった宿題は、言う前に自分のなかで発見があったり、言った後に思いがけない変化が生まれたり。予想外なことが起きますね。弟がメインの話になると思わなかった。
ブログに書いて逃げ場が封じられ(?)、おかげさまで実行できました!
X(旧Twitter)での追い込み拡散もありがとうございましたー!
結婚に近づいたぞ、っと。ですよね?
また気づきがあったら、ブログに綴りますね。
▼(追記)今回の約4,000文字を踏まえ「問題すっとばせー!」記事を書きました。
宿題を見届けてくださってありがとうございました(*^^*)
またお会いしましょうね。
緒山 まりこ
心理カウンセリングモニターさま 募集中 です!
Comment