冬なのに、暖かい日が続きますね。
心理学とカウンセリングを学び中の緒山(おやま)まりこです。
今回は、地方で生まれ育ち、東京で暮らす私の心情を綴ります。
同じような境遇の方に届いたらうれしいです。
*今回の記事で「地方」とひとくくりにしていますが、その土地によって感覚は異なると思うので、
「地方 = 緒山の生まれた地元」という意味合いでお読みいただけるといいかな、と思います。
地方から上京
私は、北関東で生まれ育ち、
高校を卒業してから進学のために上京してきました。
*自己紹介に詳しく書いています
学校を卒業した後、人生の半分以上は、
ひとり都内近郊で暮らしています。
↑東京ではなく、神奈川で暮らしていた時期も少しあった。
出ていきたかった
地方から東京(都会)へでてきた人は「夢がある!やりたいことがある!」
という人ももちろんいますが、
いろいろな意味で地元になじめない、
だから、ここじゃないどこかに出ていきたかった。
という人もいるように思います。
今思い返すと、私はそちら側に近いです。
私に似た人が周りに多い、ということだと思うのですが、
中学校の友人はこのタイプばかり。
地元の閉塞感、結婚したら女はこうあるべきという、無言の圧力。
(無視すりゃいいのかもだけど、私はその場に染まりやすいです)
どこにも馴染みきれない
東京にでてきて、同じように地方出身の人と話していると、
「東京だと、口出しされにくい、受け入れられやすいからいい」という声を聞きます。
地方の、必要以上に介入される感覚。
私は、実家の過干渉がしんどかったので、特に苦手です。
今は前より大丈夫になったけど。。
大阪や福岡など、他の大都市でもそんな感覚はあるのかな?
私は関東でしか暮らしたことがなく、地元から1番近い都会が東京だったので、他は知らぬのです。
*
でも、都会になじめている感じは、いつまで経ってもしない。
電車の乗り換えや、あまりにたくさんの人ごみ。
通勤だけで私はおなかいっぱいになってしまいます。
それで、私は東京といっても郊外で暮らしているのです。
職場までの通勤時間、1時間20分なり。
かといって、地元に戻るのも違う。
帰省すると、一人暮らしをしている自分の環境と地元の違いを感じて、
「あぁ、なんだか遠くにきてしまったなぁ」
という疎外感と寂しさを覚えます。
実家の集まりに行けば「東京の人」と言われ、
都内をふらりとすると、都会の風景がしっくりとこない「地方出身」自分がいる。
私がしっくりと過ごせる居場所を、いまだに探している。
Tokyoという片隅
もちろん、東京が嫌いということではなく、
人生の半分暮らしているので、出会った人たちがいたり、思い出があったり、
好きなところもたくさんあります。
地元もそうです。出てきた理由を先に書いたけど。
恋しくなることもあり、これまでに帰りたいと思った時期がまったくない、
といえば嘘になります。
*
こういう話をしていると思いだす、
モーニング娘。「愛の軍団」という曲の歌詞。
発売当時に聴いて、
「そうだ、私にとってここも故郷のひとつ」
「ここですべきことがあるのかも」と思ったなぁ。
さすが、つんくさんやで。
ずっと暮らしているところ(東京)に、愛着や故郷の感覚が生まれていく。
自分で居続けることを選んでいく。
大きな駅のダンジョンはいまだに迷うし。分かるのは、よく通る新宿駅だけ。
馴染みきれていないけどねー。
*
私が使っているサーバーは、歌詞引用を載せると引っかかりやすいらしいので (・・;)
よかったらMV(ミュージックビデオ)をご覧ください♡
今後の住まい
私は東京にこだわりがある訳ではなく。
もっと郊外でもいいな、と思っています。
地元寄りの電車で暮らせるくらいの街(運転できないから)に転職することを考えたり、
なんなら、縁もゆかりもない地方への移住を考えて調べてみたりしていたことも。
でも「ここ!!」という決め手がなくて引っ越しはせず。
仕事が選べる(と、人が多くて婚活的な出会いもある)東京に居続けています。
今住んでいる地域は好きで、暮らしやすいし^^
***
そして明日も、たくさんの人が乗っている電車で通勤してきますね。
行ってきます!
読んでくださった皆さまに、明日もいいことがありますように♪
緒山まりこ
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