心理学を勉強中のまりこです。
第1回目のお弟子講座では、運よく根本裕幸師匠のデモセッションを受けさせていただきました。
(※希望した受講生の中から、毎回1人だけ受けることができます。)
今回は、そのレポート&振り返りをしていきます。
デモセッションの振り返り
お弟子講座(デモセッション含む)は録画されており、あとから見返せるようになっています。
デモセッション中は話を聞き入っていたらメモを取れず、おぼろげにしか覚えていませんでした。
なので、ブログにするために見返そうとしたのですが、
抵抗が強くてですね、講座から1週間ほど経ってからやっと見返しました。
なお、自分が発言している序盤のパートは見返す抵抗がすごすぎて、
最後の師匠のまとめしか見返せていません、、!
同期のみんな、内容が間違っていたら修正するので教えて(;;)
デモセッションの相談内容 〜 解説
序盤で話したこと
最終的に、師匠から「それはそんなに深く悩んでいない(話が薄い)」「本質は別のところ」
と指摘されるので、相談内容はざっくりとした要約に留めますが、
- 地方の農家出身だけど、墓守・実家を継ぐ人がいない(弟がいるけど嫌がっている)
↑それがどうなるかはっきりしなくてモヤモヤする - 私は長女で産まれ、後継ぎになれる “男” ではなかったので、父や祖父母にガッカリされた
- 仕事はやる気がある訳でない、彼氏いない・結婚したい(でも婚活にやる気出ない)、推し(ハロプロ)がいる *この記事参照
このような内容を序盤に話しました。
重要なこと
中盤で師匠から掛けられた問い。
師匠 「これから、今回で1番重要な質問をします」
私 (え、何だろ?)←身構える
師匠 「 推しを今、何%推せていますか? 」
私 (おおお? 予想外の質問きた…!)
私 「(考えて)40%くらい…。」
「ライブとかもっと行きたいけど、費用面とかでそんなに行けていなくて…。言い訳をしどろもどろ 」
師匠 「それは、低すぎる。反省してください。語りぶりからは、70〜80%いっていそうなのに。」
「まずは年内に55%、来年3月までに80%超えを目標にすること。」
推しを推せていないことで、お叱りを受けるハロオタ(私)。
本質的な問題
ここから師匠の解説。
- ここまでカウンセリングの中で感情が揺れたのは「推し(ハロプロ)」「彼氏ほしい・結婚したい」を語った時だった。
- 主訴としては「結婚したい」っぽいなのに、師匠から恋愛について聞かれないとそれを言えなかった理由はなぜ?(←そうなんです、師匠に質問されてから話した)
- なぜ言えなかったのか?それは「家に対して多大なる罪悪感がある」から。
- ちなみに「いい子ちゃんで来た?」と聞かれる。答えは「いい子のまま高校卒業してそのまま逃げた(一人暮らし始めた)」。
「本当の自分はどんな女だと思う?」の質問もあり、「家とか気にしないでパーッと好きなところで好きなことしたい」と答える。
このあたりで、
「あ、そうだわ。“ 結婚したい ” が1番よねー。なのに、話せていないなー」
と頭の中でふわふわと「たしかにー」と思いつつ、
話が頭の奥深くまでは届かない、自分ごとである感覚が薄くなる。
あまりに大きな問題すぎて実感がなくて、
あることは自覚しているのに、当たり前にありすぎてどうにもできず
「あー、ねー。ソレあるよねーー」と放置プレイする感覚。
だって、ドデカすぎてどうにかなったこと無いからね。
*そういえば、約3年前に無価値感の動画セミナーを買っていた。あがこうとしてはいる。
と同時に、話せない自分に、脳内で流れるようにダメ出しを始める。
それが今の私、というだけの話なのだけれど。すぐに自分責めをする。
核心の問題とは
師匠は「これは慢性的な問題」と前置きをし、核心へ。
「 “私、生きていていいのかしら?” というアイデンティティの喪失問題である」
「 “女性として産まれた罪悪感” 、私って何者?という思いがある」
ちなみに、自分の性を否定すること = アイデンティティの喪失 だそうです。
そう、私は男として生まれなかったことで家族に落胆されました。
弟に嫌な役割を任せて家を出てしまい、申し訳ないとも思っていました。
母親から幼い頃から、私が産まれたときの父のガッカリぶりを聞かされて育ちました。
今だに聞かされます。
父は、私が生まれるまで男の子の名前候補しか考えていなかった、
母は妊娠中に女の子だと分かったのに父に言えなかった、など。
*師匠いわく、コレ↑はあるあるだそうですよ
自分の意思は? 存在価値…?
あと指摘されたのは、
「 自分の意志や感情をほとんど表現しない 」
「 やりたいこと無い・何をやっても仕方ない・意味が無いと思っている(存在価値の否定)」
これは、実はけっこうキツかったですね。自覚はしているので。
これでも以前よりはがんばって話すようになったのですけど、
あー、まだあんまりできていないやー、って。(自分責め)
*
「やりたいこと無い 〜(存在価値の否定)」は、まさにその通りです。
やりたいこと、見つからなかったですね。で、がんばって何かをしても虚しさがある。
だから、バリバリ仕事や起業したい!とか、夢が無い、やる気がでないそうで。 うん、無いよね…
*
そうなる理由がわかると、まだ解決できていないとしても、
希望が見える感覚になれるものだな、と思いました。
原因不明で体調の悪い人が診断されて「自分の病名がわかってホッとした〜」
となる感覚に近いかな? 出口はあるんじゃない?って思える。
自分のことを話さず育つ
現在の私が「自分の意志や感情」を20%話しているとしたら
(そんなに話せていない?この記事も読み返すとあんまり書いていないな…)
以前は、8…、いや5%くらい?
とにかく低い。自分のことは話さない。
実家では、父は謎のスイッチで怒り出し、
父の意思とはちょっとでも違うとネチネチと言われるのが怖くて
私たち姉弟は、自分の意志・感じたことを話すことなく育ってきました。
(母も父に言うと面倒だし意味がないと諦め、何も言わない)
それが自分の心を守り、ひとまず実家で平穏に暮らすための処世術だったので。
あとは、両親と祖父母が過干渉だったので、
踏み込まれ過ぎないように、自分のことを話さないようにしている意味合いもあったなぁ。
なお、母親は私たちが小さい頃はうつ状態(今思うと)で、
“ 受け止めてくれる大人 ” では無かったので、そういう相談をしたりも無かったです。
*
そして、自分の好きなこと・楽しいことを話すと「くだらない」「無駄だ」と言われるので
自分の世界の宝物を守るために、そういうことも話しません。
そう思うと、今は推しについて話せているのは、以前からは変化したところですね。
ちなみに「ハロプロ好きなんだ」と弟の奥さんと話していた時、父に小馬鹿にされて以来、実家では話していません〜
デモセッションの着地点
デモセッションは終盤。師匠は続けます。
「 自分の意志を持たない。持っても意味が無いと思っている 」
「 それは、自分の存在に意味を持っていない、ということ 」
ちなみにこういう人は
「 アイデンティティを恋愛に求めることが多い 」
「 彼氏(彼女)を持って、自分のアイデンティティを確立させようとする 」
これは…、心当たりしかありません。彼氏には依存的になりがち。
重さを受けとめられないと振られたな。。
恋愛ではなく仕事に依存してワーカホリックになるパターンもあるそうですよ。
「 私はどう生きるか? 」
「 私はどう幸せになれるのでしょうか? 」
「これがテーマでしょ?」と師匠。
それで、途中からライフワークの話になったそうです。
話しているなかで1番テンションが上がったところはどこか?
私の場合は「推し」の話だった。
「 推し = 人生の充実度 」
それは、「 あなたは今、自分の人生を生きていますか? 」と同意義。
ライフワークを見ていく中で、大切なのはエネルギー。
まず、自分のエネルギーを引っ張り上げる。
なんでもいい、好きなことにのめり込め。
「もっと推したい!」「課金したい!」
というエネルギーに好転するまで、自分のエネルギーを上げていく。
お金(仕事・収入)の問題も、推し活するために「どうにかする!」と思うようになる。
自分のエネルギーを上げていく過程で、いい男(パートナー)を探しに行く。
主体的になれるまでエネルギーを上げていけ。
降ってくるのを待つな、男は攫いに行け。
と、いうことで「推し活」の充実度を上げることが最優先!!
という着地点でした。
*
「結婚より何より、今は推し活ね」最初に言われたときは
「え、えぇー…(不満げ)」な反応をしていましたが、(反抗的な弟子)
最後まで解説を聞いたら、自分のテーマ(問題点)を見透かされたこともあり、
「た、確かに。。。」と受け入れることしかできない状態になりました。
推し活は楽しいから、やらない理由はないしね…!
後日にも気づきがあった(後編に続く)
さて、長い文章になってしまいましたが、
同じような感覚を持っている方に届いたらいいな、と思いながら書かせていただきました。
ここまで読んでくださってありがとうございます^^
*
セッションの後日にもじわじわと気づきがあり、点と点が線で繋がったような気持ちになりました。
その気付き(とその後の推し活)についてまとめた「後編」に続きます!
よろしければそちらもご覧いただけるとうれしいです〜!
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