こんにちは。
心理カウンセラーの緒山(おやま)まりこです。
今回は、『ココロノマルシェ』のご相談に回答させていただきます。
初回答です!ドキドキ、、!
【 ココロノマルシェとは 】
根本裕幸師匠のお弟子カウンセラーたちが、ご投稿いただいたご相談に回答する掲示板です。
どなたでも無料でご相談いただけます◎
ご相談内容
*ご相談の投稿はこちら
『目標もなくただだらだらと過ごしてしまう』
タイトルの通りです。
転職した方がいいんだろうなぁと思いつつ、
実際はやる気がなく転職サイトに登録しただけ。
友達や彼氏との予定のない休日はただひたすらだらだらして、なんの生産性もない一日を送っり、その繰り返しで一年が過ぎていきます。(だらだらしてばかりなことに、人より体力がなく疲れやすいことも関係しているとは思いますが、それにしても…という感じです)
夢や目標がある人、海外に一人で旅立った友人をすごいなぁと思いつつ、どうしたら自分もやりたいことが見つかるのだろうとぼんやりと考えたりします。
仕事もただ目の前の作業をこなすだけで、成長意欲というものが全くありません。
やりたいことがないから頑張れないのでしょうか。成長意欲がないのでしょうか。
幼い頃、明確には中学までの自分は何でも頑張ることのできる子でした。そのモチベーションがなんだったのかは分かりませんが、いわゆる優等生で、成績優秀、幼稚園時代から習い事漬けの日々。
それが、高校受験が終わり高校に入学して以降、途端に頑張れなくなってしまったのです。それ以前とそれ以降では別人です。
どうしたら頑張れる自分に戻れるんでしょうか。何に対しても頑張っている方が充足感を感じられたので、あの頃の方が幸せでしたが なぜ頑張れていたのかもわかりません。
ヒントをいただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
(しろさん)
緒山からのご回答
しろさん、こんにちは。
ご相談文から、いろいろと考えて動けない状態でいらっしゃることが伝わってきました。
「以前の自分のようにがんばりたい、どうしたら意欲を持つ自分に戻れるかな?」
というご相談ですね。
私も以前は、ただただ目の前の仕事をするのみ、休日は引きこもっていました。
土日は部屋でひとり、パジャマのままで布団に横たわりスマホをいじっていると日が暮れる、、
周りの人がやる気を持って行動しているのに、自分はやる気がわいてこない。
そして動けない自分を責める→でも動けない→私だめだわ…
のループを何年も繰り返していました。しんどいですよね、、
なので、しろさんのご相談はひとごととは思えません。
ご相談文から感じたことをお伝えさせていただきますね^^
以前のように
そもそものお話なのですが、
しろさんは、本当に「以前のようにがんばっている自分」に戻りたいでしょうか?
「がんばりたいんです」というご相談に対して、いきなりすみません。
ご相談文を読んでいて、しろさんは「がんばっている自分に戻る」ことを本当にしたいのかな?と感じたのです。
それが、高校受験が終わり高校に入学して以降、途端に頑張れなくなってしまったのです。それ以前とそれ以降では別人です。
こう書かれている通り、「がんばっている自分」だったのは中学校までなのですよね。
ということは、中学校までは「無理してでも精一杯がんばっていた状態」で、
それ以降が「無理していない本来の状態」なのかな、と思ったのです。
小さい頃のしろさんは、幼稚園~中学校まで習い事をして成績も優秀。
とってもがんばりやさんのお子さまですね。
幼い頃、明確には中学までの自分は何でも頑張ることのできる子でした。そのモチベーションがなんだったのかは分かりませんが、いわゆる優等生で、成績優秀、幼稚園時代から習い事漬けの日々。
どうしたら頑張れる自分に戻れるんでしょうか。何に対しても頑張っている方が充足感を感じられたので、あの頃の方が幸せでしたが なぜ頑張れていたのかもわかりません。
モチベーションがなんだったのか、なぜがんばれていたのか、わからない。
そうなれるようにがんばったのは、誰のためでしょう。
よかったら、その頃を思い返してみてくださいね^^
さて、だれか思い浮かんだでしょうか。
それはご自身のため、だったでしょうか?
もしかしたら、向上心があったり「周囲から認められたくて自分のためにがんばったよ!」
という部分も多少あったのかもしれませんが、
がんばっていたのは、よろこんでくれる親御さん(身近なご家族)のためかもしれない
と私は思いました。思い返してみて、いかがでしょう。
小さい頃のしろさんにとっては、それががんばる理由だったのではないかな、と想像したのです。
中学校を卒業した途端にパタッとがんばれなくなるくらい、
それまで懸命に、限界を超えてまでがんばっていた。そんな風に思いました。
だとしたら、「その頃のようにまたがんばる!」のがしんどいのは当然ですよね。
*
ご家族についてはご相談文に綴られてないので、想像でお話しています。
あとは、「がんばらないといけない」というお気持ちは、
子どもの頃のどんなご経験から生まれたのでしょうか。
カウンセリングにいらしてくださったら、ご家族のお話といっしょにそのあたりをお伺いできたらと思います。
小さい頃のがんばった私
子どもの頃の小さいしろさん、とってもよくがんばりましたよね。
思い返して、がんばったことを今のご自身で認め、ねぎらってあげましょう。
大切な人のよろこぶ顔・反応が見たくて、限界までがんばり続けていたのでしょうか。
きっと、一生懸命なお子さまでしたね。
「よくがんばったね」「えらかったね」「ゆっくり休もうね」
今の私が、その頃の私をたくさん褒めてあげてくださいね。
もう、小さな頃のように燃え尽きるまで、がんばりすぎなくて大丈夫です。
これからはご自身のために、「今の私に合うがんばりかた」を見つけていきましょう。
これからのワクワク
ここからは、“今〜これから” について、考えていきます。
やりたいこと探しについては、
まずは日常の中に小さな楽しみ・ワクワクを見つけることからのスタートを提案します^^
ご相談文の中に、感情の表現(楽しい・悲しい・うれしいなど)があまりなかったので、
感情が動くようなことが今の日常には少なめなのかな、と。
ウキウキする感情が動く楽しみを取り入れることをオススメします(^^)
例えば、こんなことはいかがでしょう♪
- 新しいファッションやメイクカラーに挑戦する
- 彼氏さんとのデートで初めて行く場所を提案してみる
- 本屋さんで、ぱっと惹かれる本を買ってみる
- 映画を観てドキドキする
- お部屋にお花を飾る
小さなウキウキが、日々の楽しさやモチベーションアップにつながります。
そこからどんどん動きたくなってきたり、挑戦する意欲がでてくるのではないでしょうか。
転職については、意欲がわいてきてやりたくなったら動けばいいかな、と思いました。
もしかしたら、楽しい趣味が見つかって「仕事はこのままでいいかな~」と感じるようになるかもしれません。
今の私
がんばるということについて、以前のしろさんとは違い
「楽しみながら、ちょうどいい感じでがんばる」が今の気分にフィットする感じがします。
がんばるぞ!というときは、“今の私・ありのままの私” のいい塩梅を感じていきましょう。
そう、無理せずに。
あとは、だらだらしている自分を責めないでくださいね。
「がんばれていない自分はダメだ。。」
そんな風にご自分を責めることでも、エネルギーを遣います。
私もやりがちでした。今もついやりそうになります。(自戒を込めて)
そんなときは
「今、私が動く気分ではないのは、人生でそういうタイミングなんだなー」
と、まずはそんな自分を自分で受け入れてあげるといいかなと思います。
「今はゆるりと過ごす時間が必要なんだなー」と、ゆったりと過ごしましょ^^
お気に入りのお茶でも淹れて、お菓子を食べて、一息ついて。
日常のささやかな幸せ、日々を楽しまれてくださいませ♡
*
今日も明日も、素敵な1日になりますように。
しろさんの楽しい日々を応援しています!
ご相談いただきまして、ありがとうございました(^^)
緒山 まりこ
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