【ご相談】仕事が続かない【ココロノマルシェ】


こんにちは。
心理カウンセラーの緒山(おやま)まりこです。

今回は、『ココロノマルシェ』のご相談に回答させていただきます。お仕事についてのご相談です。

【 ココロノマルシェとは 】
根本裕幸師匠のお弟子カウンセラーたちが、ご投稿いただいたご相談に回答する掲示板です。

どなたでも無料でご相談いただけます◎

ご相談内容

*ご相談の投稿はこちら

『仕事が続かない』

こんにちは。
仕事の人間関係と今後の仕事について相談します。

大学を出てすぐ結婚し、いままで正社員で働いたことはありません。
パートや派遣で働いていますが、どの仕事も人間関係がうまくいかず、苦しくなって辞めてしまいます。

いままでいた仕事では、自分のやり方と上司のやり方が合わず一方的にダメ出しされたり、入って数日で仕事ぶりを見たこともないのに、勤務時間外に電話がきて「こんなことしてますよね?もっとこうしてください」と言われたりしていました。いわれのないことでかなり腹が立ちました。

また、同じ職場で働く人ともうまくいかず、たとえば仕事中に最初から最後まで私語を続ける人や、持ってきたお弁当を毎回品評してくる人など、ちょっと自分の感覚とは違う方が多くいました。

わたしがおかしいのかな、我慢強くならなきゃという気持ちと、いやそんなの環境がおかしいでしょ、無理しなくていいよ、という気持ちが同居しています。

私自身も少し変わり者だという自覚はあり、小さい頃から「ぶりっこ」と言われたり、いじめを受けたりしてきました。
今考えたらそれでいじめるっておかしな話だと思いますが、当時は「私の悪いところがあったら直すから教えて」と言うような子どもでした。(健気…)

まずは自己肯定感をあげたり、自分を愛すること、と思い、自分に優しくすることを意識するようにはしています。
以前よりは自分を責める気持ちが減ってきて「よく頑張ってる」と思えるようになってきましたが、この先、新しい職場にいくとしてもまた同じことが起きるんじゃないかと思うと不安な気持ちになります。

これから働くにあたりどんな心持ちで過ごしていけばいいでしょうか?
アドバイスお願いいたします。

(meguriさん)

緒山からのご回答

meguriさん、こんにちは。緒山(おやま)まりこです。
ご相談いただきまして、ありがとうございます。

転職しまくり・最短5日で退職・現在は派遣(複業中)の私がお答えさせていただきます!

「ありえない職場は、秒で辞める選択肢を持っていいさ!」そう言うのは簡単ですが(転職フッ軽派)、選ぶベースとなるのは、ご自身の心持ち。その変化と共に、選ばれる職場・周囲の人も変わってきます。

そのヒントになればと思いながら、綴らせていただきますね(^^)

言われた時の反応は

自分のやり方と上司のやり方が合わず一方的にダメ出しされたり

入って数日で仕事ぶりを見たこともないのに、勤務時間外に電話がきて「こんなことしてますよね?もっとこうしてください」と言われたり

仕事中に最初から最後まで私語を続ける人や、持ってきたお弁当を毎回品評してくる人

なかなかしんどいご経験をなさっていますね、、!
この理不尽さ、腹が立つのは当然だと思いました(;;)

ちなみに、気になったことがありまして、

一方的にダメ出しされたり」「勤務時間外に電話がきて」そんな時、
相手に言い返したり、理不尽であることを訴えましたか?

ご相談文には反論した or しないは書かれていないので、想像でお話しますね。
もし反論なさっていたとしても、相手に強めの反論はなさっていない(相手に効いていない)のかなと予想しています。

わたしがおかしいのかな、我慢強くならなきゃという気持ちと、いやそんなの環境がおかしいでしょ、無理しなくていいよ、という気持ちが同居しています。

そう、心のどこかで「言われても仕方ないのかも」そんなお気持ちがおありかなと。

過去のご経験から

そこにつながるのは、ご相談文に書かれているご自身へのお気持ちと、幼少期のご経験。

小さい頃から「ぶりっこ」と言われたりいじめを受けたりしてきました。

不本意な言葉を言われたり、いじめを受けられたり。とてもおつらいご経験ですよね。

今考えたらそれでいじめるっておかしな話だと思いますが、当時は「私の悪いところがあったら直すから教えて」と言うような子どもでした。(健気…)

そのご経験で、「私はダメなんだ」「欠けているんだ」と思わされてしまったのかなと想像します。

そして今も、そう思っていませんか。

私は人から外れている。だから攻撃されるんだ。
そんな自分はダメだ。だから理不尽な目にあっても仕方がない。

それはまるで、自分で自分をいじめているかのよう。

だから、自分の心の内側にあるものが、現実になる。(=理不尽なことが起きる)
いわゆる《無価値感》というものがおありになるのかなと。

<無価値感とは>
過去の経験から、自分には価値がないと思っている。自分の価値を受け取れなかったり、自信がない。

ご相談文には書かれていませんが、その無価値感はご家族との関係も関わっているかもしれません。カウンセリングにいらしてくださったら、そのお話も伺いたいところです。

ご自身で「言われても仕方のない自分」と思われているので、それが現実に《投影》される。
相手から「ダメ出ししていい人」「干渉していい人」に設定されてしまう(嫌なこと言ってすみません)という見方ができます。

<投影とは>
自分の中にあるもの(思い込み・価値感・持っているもの)を、外の世界に映し出すこと。

そして、自分に価値を感じられないような環境(今回のお話の場合は、今までの職場)に身を置いてしまう。

自己肯定感・私の魅力

そんな無価値感を手放し、ご自身の選択・現実に起こることを変えていくには、自己肯定感が大切になってきます。

そして! meguriさんはすでに取り組まれていらっしゃる!!

まずは自己肯定感をあげたり、自分を愛すること、と思い、自分に優しくすることを意識するようにはしています。
以前よりは自分を責める気持ちが減ってきて「よく頑張ってる」と思えるようになってきました

とっても素晴らしいです!!! パチパチパチパチ!(盛大な拍手)
自己肯定感をあげようとする時は、コツコツと日々の取り組みを積み重ねることが大切です。

以前からこう変わったな、と思えていることも、自己肯定感が上がったからですよね(*^^*)

私自身も少し変わり者だという自覚はあり、

いいじゃないですか。それがいい、魅力だと感じる方もいらっしゃいますよね。旦那さまもそうじゃないかなぁと思うのですが、いかがでしょう(^^)

尖ったところも私の個性、まるごと自分で受け入れていきましょう。
凸凹を平らにしようとしなくて大丈夫です。

ご自身の短所と思われているところを書き出し、それを長所(魅力)に変換する。というワークはいかがでしょうか。

meguriさんが気になられていることを、例にさせていただきますと、

短所:少し変わっている

長所:個性がある。独自の魅力がある

もうひとつ。今度は仕事について、私自身のことを例にしてみます。

短所:転職回数が多すぎる(10社くらい経験しています)

長所:転職の数だけ採用されている。フットワークが軽い

こんな感じで変換できます。
ご自身で思われている短所は、視点を変えると長所にもなるのです。

ちなみに、子どもの頃に「ぶりっこ」と言われたのは、「可愛さ・愛嬌・目を惹かれる」という魅力がおありなのかな、と思いました。
それがうらやましいと感じられ、“嫉妬” されたのでしょう。
ということは、それはmeguriさんの持たれる魅力のひとつと言えますね^^

最高の私に合う、理想の職場を

そして自己肯定感を上げ、ありのままで最高の私になったら。どんな職場がふさわしいでしょうか。

どんな仕事内容で、どんな人たちと、どんな環境でお仕事をしたいか。
業界・社風・人数規模・男女比率は、どんな感じが理想か。

具体的に思い浮かべてワクワクできるといいですね。
そのモデルになる人がいたら会いに行ったり、その職場にいる想定で過ごしたり(どんな口ぐせ、服装?など)

その “自分の理想” を書き出すワークもいいと思います。
具体的に思い描くことで、その理想へ向かいやすくなります。

▼書き方について綴った記事があるので、ご参考にどうぞ

ワークがひとりでやりにくかったら、カウンセラーと一緒に取り組むこともご検討くださいね(^^)

自分の直感を信じる。大切な私。

ここからは、新しいお仕事を始めるときのお話を。

これは、転職をくり返してきた私の感覚なのですが、
最初に職場を訪れたときの印象(会社の性質、職場のカラー・空気感・働く人の印象)は、退職する時も同じです。

最初の印象、“なんとなく” の感度はけっこう合っているのではないかなぁと思います。

今までを振り返って「直感が当たる」という気質でしたら、ファーストインプレッションを大切にしてみてくださいね。

働きはじめて、自分的ブラックが許容範囲を超える感じだったら、その職場を去る許可・選択肢を自分に与えましょう。
それは逃げではありません。勇気ある撤退です。

人によっては耐えられても、私にとって無理なら無理、ということでOK。

もし、大切な人が、理不尽なことの多い職場に居て「私が悪いのかな…」なんて言いながらお仕事を続けていたら、どうでしょう?

「そんなことない!理不尽なこと受けていいはずないよ!」
「身体に影響が出る前に辞めてもいいんだよ。心配だから無理しないでね」

そんな風に思うのではないでしょうか。自分を親友のように接してみると、客観的に見られます。

大切な私” に理不尽なことを言われたら、言い返していいし、そんなつらいと感じる環境にいなくていい

この視点は、仕事に限らず持たれていると気が楽になります。
よかったら心に留めてみてくださいね^^

***

さて、働くことのお話から始まり、内面との向き合いについて綴らせていただきました。
ご参考になりましたら幸いです。

meguriさんが心穏やかでいられる職場に出逢われますこと、応援しています!
ご相談いただきまして、ありがとうございました(^^)

緒山 まりこ

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