器用貧乏さんの “幕の内弁当問題”

こんにちは。
心理学とカウンセリングを学び中の緒山(おやま)まりこです。

先週末は根本師匠のお弟子講座の3回目でした。

全体のレポートは、気持ちを整理しつつ別に書く予定ですが、
自分のなかでのハイライトを先に綴っておこうと思います(^^)

どこからが委託する線引き?

師匠のビジネスについての講義のなかで言われたこと。

「自分ができないことはアウトソーシング(外注・人に頼むこと)をしてもいい」

*「できないこと」とは。
→例えば、ホームページ制作、YouTube動画の編集、予約管理や事務作業など。
 カウンセリング以外の部分のことです。できるけど苦手なことも含む。

私は、講座中に手を挙げて質問することはあまりしないのですが、
(すぐに質問が浮かばない人。いつも質問できるみんなはすごい!)
その時は、聞きたいことがフッと浮かんで、師匠に質問させていただきました。

仕事を人に頼む線引きはどのように判断すればいいのでしょうか?」
器用貧乏なので、ある程度はやればできるけど、どこからお願いすればいいものでしょうか?」

師匠からの答えは

「それは自分がやるべき仕事か?」

そう自分に問いかけてみる。器用貧乏な人はそう考えるとよい。

「もちろん、外注するにはお金が要るのでその辺りと相談。
 本当はカウンセリングに全部を注力できるといいけどね。」とのこと。

私の仕事

師匠の答えを聞いた後、の私の内心。

↓↓↓

え?

ちょっと待って。

じゃあ、今の私の仕事、って?

私が請けている仕事のいくつかは、
他の人が「できない(苦手だ)からアウトソーシングしている」部分を請け負っている

でも、私はそれが得意・好き、というほどでもない

その仕事内容は、ある程度はできる。
でも、それが「私がやるべき仕事か?」と聞かれると、そうでもない。

私は「自分がやるべきと思っていない仕事」を請け負っているのか?

と気付いて、気持ちズシッと落ちていました。

いや、うすうす気付いてはいたけど。言語化されて目の当たりにするとキツイやつです。

私はそれらの仕事を自分の意志で「やる」と決めて、請けることを選択しています。

*仕事を請けるのは、受注主が好きな人だったり、その事業がいいものだと思っているから、
という部分もあります。業務内容のみで判断はしていないけど…

そういう仕事を請けている自分の状況で、
自身の仕事で「ちょっとやるべき感が低いなぁ」と感じたときに「外注しよう」とできるか?

おそらくできないです。私はそれを請けている側だから。

自分である程度はできる。得意なわけではないけど。
クオリティを上げるならば、委託すればいいのだけれど、ね。

私の今までの人生。達成したり、やりきったりした感覚がない。至らない。自信が無い。

仕事やできたことを褒めていただくときは、ありがたいと思います。
でも、自分的には中途半端感ばかり。

褒められても、正直に言うと心から受け入れられていない。
という気持ちはいつもあります。

幕の内弁当問題

その質問をした後の休み時間に、スタッフKさんが「さっきの器用貧乏の話、あるあるですよね」
と話しかけてくださいました。

少し前に、X(旧Twitter)でそんな会話もしておりました。

↑スタッフKさんの言語化が素晴らしくわかりやすかったので、引用させていただきました^^
器用貧乏のあるある、これこれ!って感じです。ザワザワしますよね。。

できるのは100%じゃない。
60〜80%くらい?(そんなに高くないこともあり)
まぁ、ある程度まで、出しても大丈夫かな?くらいまではいける。

もともと得意な訳でもなく「調べれば、まぁできるけど」てなところで。
それが好きでやっている訳じゃない。でも嫌ってほどじゃない。

Kさん「 “幕の内弁当問題” ですね」🍱

器用貧乏さん、おおむねまんべんなく、ある程度はできる。

それは、幕の内弁当のよう。
いろいろなおかずが揃っていて、まぁ美味しい。でもメイン級のおかずがバーン!とはない。

それが「幕の内弁当問題」である。
わかりやすい。確かにそんな感じですー。

*Kさんが以前に書かれた、幕の内に嘆かれるブログ記事はこちら↓ 共感しかないです。。

もちろん、幕の内弁当がいいか悪いか?の話ではなく。

主役級のハンバーグしかできない人には、その苦労もあるそうで。

エビフライ(メインおかず)しかできない人からすると、
幕の内いいなぁ、と思うこともあるとのことです。

ひと通りはまぁできる(ような感じに持っていける、かのように見える)からかな。

こちらからすると、ステーキ(メインおかず)うらやましいけどなぁ。
お互いにないものねだりですね。

Kさんからは
「この問題はまず、 “できる私” という事実(価値・魅力)を受け取ることですね^^」

と言われたけれど。

これ、なかなか受け取れないやつですよねぇ。思えぬーー。ぐぎぎぎ。。
(「幕の内弁当」同志の皆さま、いかがですか??)

ちなみに。
できる水準がもっともっと上がると「贅沢幕の内弁当」になるそうです!

仕上げていけば、老舗料亭のスペシャル仕出し弁当的なポジションに?!(すごい!)

今世はこれでいく

そういえば、思い出しました。
最近は言わなくなったけど、私には口ぐせがあって

「来世では、なにもできないワガママな末っ子に産まれて、甘やかされて育つんだ」

これ、よく言っていました。
なんでも自分でやりがちな、長女のジレンマである。武器を持たざる末っ子うらやまし

※末っ子さんが「なにもできない」と思っている訳ではないですよー。子どもの頃、妹弟のお世話していたことをイメージして語っております。

でも、自分で「来世」って言っているから、今世では違うってわかっているんですよねー。
講座中に師匠がよく言っていたセリフ、言いたくないんですけどぉ…

「来世に期待!」

ってやつだ。くっ…!(悔しいわ)

そう、私は別のものにはなれない。分かっています。
このままの自分を受け入れて、そのうえでいいところを伸ばしていけばいい。

今世では、この私で生きていく。

そのためには、自分の価値・魅力を受け取ることが大切。

充実パーセンテージをあげていく

師匠に指摘された、推し活の充実パーセンテージ低い問題があったけれども、
私の人生は、いろいろな充実パーセンテージ(恋愛、仕事、生活)が総じて40〜60%くらい
なのが滞りのポイントなんだろうな。

けっして悪くはない、でもよくはない。※自身の感覚的に

そんなものよ、といえばそうなるけど、
好きなもの・ことで人生を埋めていくタイミングなのかもしれない。

***

いろいろできる “幕の内弁当” もいいけれど、
自分の好きなことにエネルギーを注げる状態で在りたいですね(*^^*)
(自戒をこめて。)

幕の内じゃないけど、お弟子講座2日目のお弁当を載せておきます。色とりどりのお弁当はうれしくなる〜🍱

ここまで読んでくださってありがとうございました!

緒山まりこ

Comment

  1. ミハル より:

    これは悩ましい問題ですね…。
    私もフリーランスとして悩んだこともあります。

    以前先輩から「会社員はまんべんなくいろいろできると出世する。
    フリーランスはデコボコでも、なにかひとつ突出したものがあれば売りになる」と言われました。
    幕の内弁当と単品勝負ランチの違いですね(笑)。
    ご自分の大好きなものをみつけて、一点突破してくださいね。

    • 緒山(おやま) まりこ 緒山(おやま) まりこ より:

      フリーランスの先輩、ミハルさん♡
      コメントありがとうございます^^

      > 単品勝負ランチ
      おおっ、強い! わかりやすい例ですね。
      自分ならではの強み・好きが合わさったものをみつけて、楽しみつつできれば最高ですよね。

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