こんにちは。
心理カウンセラーの緒山(おやま)まりこです。
今回は、アドバイスをもらった時の受け取り方についての内容です^^
お客様にいただいたご感想↓の解説記事となります。
<どんなシーンでのお話?>
悩んでいる時、周囲の人に相談したら、相手はよかれと思ってアドバイスをくれる。ありがたいけど、それを実行できなかったり、実行してもうまく行かなくてしんどくなってしまう。そして自分を責めてしまう…。
これは、これまでにご経験がある方も多いのではないかなと思います。
私もあります。いただいたアドバイスを実行できなくて落ち込んだり、できない自分はダメだなぁと思ったり。。
アドバイスを受けたとき
そのアドバイスは私に合うもの?
私のためを思ってくれたことが伝わるアドバイス、せっかくいただいたのだから活かさなきゃ、そんな風に感じますよね。特に、相手に「ありがとう」の気持ちを抱ける人は、そう感じやすいのかなと思います。
でもそれは、私にフィットしたアドバイスでしょうか。
無理してアドバイスを取り入れていませんか?
それは、私に合う進め方かな?
「目標達成型(目標を決めて計画的に進める)」寄りのアドバイスは、「天命遂行型(プロセスが大切、目の前のことに取り組む!)」の気質が強めの私には、マッチしないかもしれない。
▼「目標達成型」「天命遂行型」の説明をしているブログ記事です。ご参考にどうぞ。
今、アドバイスを実行することができる時期なのかな?
これまでずっと無理してがんばってきて、最優先ですることは、全力でおやすみして充電することかもしれない。
私が実行できるのは何段階か先のことで、その間のステップをいくつかに分けてクリアしてから実行したほうがいいのかもしれない。
プレゼントをもらったときのように
言われてみると、確かに今の私には合わないアドバイスなのかも。
でも、せっかくのアドバイスを無碍にするのはちょっと、、、
そんな風に思われる時は、「私のためにありがとう」という気持ちを待てば充分、そのアドバイスを実行するかは自分で選んでいいと考えましょう。
▼段階を分けるとこんな感じ
「〇〇さん(相手)は、そう思ったのだなぁ」私と相手は違うという境界線を引いたうえで聞く
↓
アドバイス自体に感謝する「私のために、ありがとう」★ここまですれば相手に対してOK
↓
アドバイスをひとまず受け取り(受け取りたかったら)、それをどうするかは自分で決めていい◎
アドバイスを自分の中に取り入れるかは、選んでいいのです。
相手への感謝があり、受け取るところまですれば充分です。
ひとまず受け取ったら、自分のそばにそっと置いておくイメージ。これならやりやすいかと思います。
今はタイミングではないけど、時間が経ったら「あ、あのアドバイスは今ならわかる。やってみよう」となるかもしれません。ちょっと離れたところにコロンと転がしておくのもアリです。
*
これは、プレゼントと同じかなと思うのです。
お土産やプレゼント、それは相手が私のことを想って選んでくれたもの。私を喜ばせたいと思っています。その気持ちがうれしいし、ありがたいですよね(*^^*)
プレゼントは受け取るときに「ありがとう!」と笑顔で受け取って、相手のプレゼントを受け取るまですればOK! この考え方、聞いたことある方もいらっしゃるでしょうか。
お土産はありがたいけど、この置き物は部屋にマッチしない。気持ちはうれしいけどごめんよ、と思いながらそっとクローゼットに仕舞い、なにかの折りにさよならする。ありますよね?ね??
受け取ったあと、そのプレゼントは、受け取った人がどうするか決めていい。
ここでイメージする私の実家。受け取ったお土産を義理堅くぜんぶ飾っているため、床の間がカオス。。。
書道掛け軸と日本刀レプリカの横に、ガラスケース入りフランス人形・ハワイアンな陶器人形・近所のじいさまがチラシを折ったパーツでつくった謎のお城(超大作)が共存している。
そういうイメージすると、全部のアドバイスを受け入れなくともいい、が取り入れやすいかなと思います^^
状況によりけり
もちろん「なにその失礼なコメント!アドバイスと見せかけた自慢やマウント!?」
遭遇したくはないですが、もしそんな言葉を受けたら、無理に感謝をしなくていいですからね。
怒っている!悲しい!まずはそんな自分の気持ちを受け止めてあげる。自分の味方でいてあげてくださいね。
そして、もし相手が「なんで自分のアドバイスを聞かないの?せっかくアドバイスしてあげたんだから絶対にやりなよ!」そんな風に強制してきたら、それは <コントロール> になると思います。
「 “あなたは” そう思うのね。“私” は、◯◯と思うんだ」という “私” の意志、自分軸を持つ。
なにを選び、取り入れるかは、私の自由です。
人の意見に飲まれそうになったら、この言葉を思い出してみてくださいね。
「私は私、人は人。」「私のことは、私が選んでいい。」
***
★ちなみに。その方のご状況によっては「ひとまず受けたアドバイスをやってみよう!」という場合もあります。
今までずっと自己流でやってきたけど、うまく行かない。そんなときは、自分のことを理解していて信頼できる人のアドバイスを素直に実行したら、よき方向へ進むキッカケになるかもしれません(^^)
ということで、アドバイスの受け取り方についてのお話でした。
ケースバイケースではあると思うのですが、引き受けなくともOK・受け取り後は自分で選択してOK・自分軸で決める!をベースにしていただけるといいかなと思います^^
読んでくださってありがとうございました♪
またお会いしましょうねー!
緒山 まりこ
心理カウンセリングモニターさま 募集中 です!
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